フランクフルトのルカ・ヨヴィッチは、イングランドやイタリアに移籍する可能性があることをほのめかした。
中でも、ヨヴィッチ獲得を最も熱望しているのがレアル・マドリー。すでに、イギリス『スカイスポーツ』をはじめ複数のメディアが移籍金6000万ユーロ(約74億円)で合意したと報じるなどスペインに活躍の場を移すことが決定的と考えられているが、フランクフルトがさらに高額な移籍金を求めたことにより、交渉が停滞する。スペイン『マルカ』によると、金額を上積みする意思のないレアル・マドリーの同選手への興味が薄れているようだ。
将来に関してさまざまなことが報じられる中、ヨヴィッチはドイツ『Welt am Sonntag』で「ヨーロッパリーグでの経験から考えて、ヨーロッパのいくつかのリーグがより僕に、僕のプレースタイルに適していると思う」と言及し、噂われるスペイン以外の国に行く可能性を匂わせた。
「フィジカル面に関して言えば、ブンデスリーガはとても厳しいリーグ。でも、チェルシーやインテルとの試合の後、僕は個人的にプレミアリーグやセリエAでプレーすることがより良いんじゃないかっていう気持ちになった。これらの国のチームのスタイルはより僕に合っていると思う。それに、僕のレベルが世界最高の選手たちと肩を並べられることを夢見ているから、そのためにキャリアで成功を収めたい」